せどりの発送作業で、送り状を手書きしたり運送会社ごとに別のソフトを開いたりする手間に悩んだことはないでしょうか。
ヤマト運輸のB2クラウド・佐川急便のe飛伝III・日本郵便のゆうパックプリントRは、いずれも無料で使える公式の送り状発行ソフトです。
ただし利用には契約や会員登録が必要になる場合があります。
ただし対応する運送会社も申し込み条件も別物なので、選び方を間違えると後から乗り換えの手間が増えることもあります。
ここでは、それぞれの特徴と使い分け方を、実際に調べた内容をもとに整理してみます。

せどりの送り状発行、手書きのままだと何が困るのか?
手書きや手入力の送り状は記入ミスや時間のロスにつながりやすく、複数の運送会社を使うほど負担が増えていきます。
誤記・時間のロスが起きる仕組み
結論から言うと、手書きの送り状は宛先や品名を書き写す工程が多く、誤記が起きやすい仕組みになっています。
住所や電話番号を一件ずつ転記するため、忙しい時間帯ほど書き間違いが増えやすいためです。
出荷件数が増えてきた時期に宛先の号数を書き間違え、再発送になったという話もあります。
慌てて何件も書いていると、似た住所を混同してしまうこともあるようです。
手書きでは一件あたり数分かかることもあり、件数が多い日ほど発送作業全体を圧迫してしまいます。
- 宛先の書き間違い
- 品名記入の抜け漏れ
- 手書きに時間がかかる
- 控えの管理が煩雑になる
こうした手間は、送り状発行ソフトに置き換えるだけでかなり減らせるはずです。
複数運送会社を使うと管理が増える理由
端的に言うと、運送会社を使い分けるほど、覚えるソフトも管理する画面も増えていきます。
ヤマト・佐川急便・日本郵便はそれぞれ専用の送り状発行ソフトを提供しており、操作画面が共通化されていないためです。
料金体系や送り状の様式も運送会社ごとに異なるため、覚えることも自然と増えていきます。
実際に複数の運送会社を併用しているせどり実践者の間では、こんな声もあります。

とはいえ、それぞれの特徴やクセを先に知っておけば、混乱はかなり減らせるはずです。
送料そのものを比較したい場合は、日本郵便・ヤマト運輸・Handy Boxの送料計算シミュレーター比較もあわせて参考になります。
ヤマトB2クラウド・e飛伝III・ゆうパックプリントR、それぞれ何が違うのか?
3つのソフトはいずれも無料ですが、対応する運送会社・申し込み条件・操作方法がそれぞれ異なります。
事前に違いを押さえておくと、迷わず選びやすくなります。
ヤマトB2クラウドの特徴と申し込み条件
「ヤマトB2クラウド」は、ヤマト運輸が無料で提供するクラウド型の送り状発行システムです。
インストール不要のWebサービスで、登録した日からすぐに使い始められる点が特徴です。
住所とExcel・CSVデータの取り込みに対応し、配送状況の一括確認もできます。
利用にはヤマトビジネスメンバーズへの登録と、ヤマト運輸との掛売り契約(未収・請求書払い)が必要とされています。
個人の現金払いでの利用は対象外となる場合がある点には注意が必要です。
個人事業主として申し込んだところ、契約手続きに数日かかり、思ったよりすぐには使い始められなかった、という話もあります。
お届け完了メールなどのメールオプションは、別途有料メニューとして用意されています。
比較的最近になってAPI連携機能も追加されました。受注管理システムと組み合わせれば、手作業をさらに減らせる余地があるようです。
無料とはいえ契約の手続きがあるため、余裕を持って早めに準備しておきたいところです。
佐川急便e飛伝IIIの特徴と申し込み条件
「e飛伝III」は、佐川急便が提供するクラウド型の送り状発行ソフトです。
インストールが不要で、対応ブラウザとプリンターを準備すれば送り状を発行できます。
複数の出荷場所に対応しており、拠点を分けて発送する場合にも扱いやすい設計です。
自宅と倉庫を併用しているようなケースでも、同じアカウントでまとめて管理できるのは助かるポイントです。
利用には佐川急便との運賃契約で顧客コードを取得し、会員サービス「スマートクラブ for business」への登録が必要です。
以前あった旧バージョンの機能を引き継ぎつつ、複数出荷場対応などの新機能も加わったソフトとされています。
e飛伝IIIを使い始めた事業者からは、こんな感想も聞かれます。



- 本体・利用料は無料
- インストール不要のクラウド型
- 複数出荷場に対応
- 佐川急便専用
佐川急便をメインで使う場合の、候補のひとつになりそうです。
日本郵便ゆうパックプリントRの特徴と申し込み条件
「ゆうパックプリントR」は、日本郵便が無料で提供するインストール型の送り状印字ソフトです。
ゆうパックやゆうパケットなどの送り状・あて名シールを、パソコンとプリンターだけで印字できます。
ECモールの受注データをそのまま取り込める点や、出荷場所が複数あってもデータを一元管理できる点が特徴です。
データ入力の場所と出荷の場所が別々でも運用できるため、家族で分担して作業するケースにも向いています。
個人事業主でも利用できる場合があり、発送個数に応じた料金後納契約や法人向け割引を併用できることもあります。
継続して利用すると、年間の発送個数に応じて割引が段階的に適用される仕組みも用意されているようです。
郵便局メインで発送している方からは、こんな感想もあります。



郵便局をメインで使うなら、導入のハードルは比較的低めだと感じます。
3ソフトを比較して見えてきたこと
ここまでの内容を、対応する運送会社と条件でまとめると次のようになります。
| ソフト名 | 提供元 | 形式 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| B2クラウド | ヤマト運輸 | クラウド型 | 掛売り契約が必須 |
| e飛伝III | 佐川急便 | クラウド型 | 運賃契約・登録が必須 |
| ゆうパックプリントR | 日本郵便 | インストール型 | 個人事業主も利用可 |
用意する書類も少なく、気軽に試しやすいのはゆうパックプリントRだと感じます。


実際に佐川急便をメインで使うようになってから、複数拠点でも同じ画面で発行できるので助かっています。
複数の運送会社を使い分けるなら、どう組み合わせればいいのか?
運送会社ごとの無料ソフトを併用する方法と、複数キャリアをまとめて扱う有料ツールを使う方法の2択があります。
無料ソフトをそれぞれ使い分けるケース
先に結論を言うと、発送件数がまだ多くない段階なら、無料ソフトの併用でまかなえることが多いです。
月々の追加コストがかからず、各社の公式サポートをそのまま利用できるためです。
ヤマトと日本郵便を使い分け、荷物の重さやサイズで発送先を決めているという話があります。
それぞれのソフトで送り状を発行する運用で、件数が少ないうちは大きな負担にはならなかったようです。
目安として、1日の出荷件数が数十件を超えてきたら、切り替えのタイミングを考え始めるとよさそうです。
- 初期費用がかからない
- 公式サポートを使える
- ソフトの切り替えが手間
- 件数が増えると非効率
件数が少ないうちは、この組み合わせで様子を見るのも一つの手です。
無理に高機能なツールへ切り替える必要はなく、まずは今のやり方で困っていないか確認するのが先だと感じます。
マルチキャリア対応の有料ツールを使うケース
一方で、出荷件数が増えてきたら、マルチキャリア対応ツールに切り替える方法もあります。
画面を一本化できれば、操作を覚え直す手間や入力ミスを減らしやすくなるためです。
「Ship&co」はヤマト運輸・佐川急便・日本郵便に加え、海外発送のキャリアもまとめて扱えるサービスです。
従量課金や月額プランが用意されており、出荷量に応じて選べます。
複数のネットショップの注文データもまとめて取り込めるため、モールをまたいで販売している場合に相性が良いとされています。
「送り状印刷13」のように、多数の配送会社の伝票フォーマットに対応したパッケージソフトもあります。
CSVデータの読み込みにも対応しており、Excelで管理している出荷データをそのまま活用できます。
パッケージ版が7,700円(税抜)程度からで案内されており、買い切り型として使えます。
価格は変更されることがあるため、購入前に公式サイトで確認すると安心です。
- 複数キャリアを一括管理
- 入力ミスの軽減に役立つ
- ネットショップ連携も可能
無料・有料・買い切り、費用タイプで比較すると?
ここまでの内容を、費用のタイプ別に整理すると次のようになります。
| タイプ | 代表例 | 費用感 |
|---|---|---|
| 無料・単一キャリア | B2クラウド等 | 0円 |
| 有料・マルチキャリア | Ship&co等 | 従量課金・月額制 |
| 買い切りソフト | 送り状印刷13等 | 7千円台〜 |
実際に乗り換えた人からは、画面がひとつにまとまって作業が楽になったという感想も聞かれます。
料金や対応キャリアは変更されることがあるので、公式サイトで最新情報を確認してから決めるのが安心です。マルチキャリア対応ツールを見てみる
ラベル用のプリンター選びで迷う場合は、QL-800やiDPRT SP410などラベルプリンターの比較まとめも役立ちます。
導入・切り替えで失敗しないためのチェックポイントは?
契約条件や移行時の空白期間を見落とすと、発送が止まってしまうこともあるため、事前の確認が欠かせません。
契約条件で見落としがちな点
率直に言うと、無料ソフトほど契約条件を軽く見てしまいがちです。
個人の現金払いでは対象外になるサービスもあり、想定していた条件と食い違うことがあるためです。
掛売り契約の手続きに数日かかり、繁忙期の直前に間に合わなかった、という話もあります。
審査の状況によっては、セール直前の申し込みでは間に合わないケースも考えられるため、早めの申請が無難です。
余裕を持ったスケジュールで手続きを進めておくと安心です。
特に繁忙期の直前は申し込みが集まりやすく、審査に時間がかかる可能性も考えておきたいところです。
移行時に確認しておきたいポイント
もう一つ大事なのは、ソフトを切り替える際の並行運用の期間です。
旧ソフトと新ソフトを一定期間並行して使えないと、発送業務が止まるリスクがあるためです。
旧ソフトのデータをそのまま新しいソフトへ移せない場合もあるため、過去の出荷履歴をどこまで参照したいか事前に整理しておくと安心です。
本当にこのタイミングで切り替えて良かったのか、正直まだ迷うところもあります。
繁忙期を避けて閑散期に試したところ、大きなトラブルはありませんでした。
- 並行運用期間の確保
- 過去データの移行方法
- プリンター・用紙の在庫確認
切り替え作業は、思っていたより地味に時間がかかる印象です。


実際に試し運用の期間を設けたことで、繁忙期に慌てずに済みました。
プリンターの用紙設定も事前に確認しておいたので、当日の発送は落ち着いて進められました。
ちょっと話がそれますが、繁忙期の直前は在庫チェックも重なるので、切り替えは早めに動くのがコツかもしれません。
まとめ:「ヤマトB2クラウド・佐川急便e飛伝III・ゆうパックプリントR、送り状発行はどう使い分ける?」
| 状況 | おすすめの選び方 |
|---|---|
| ヤマト中心の発送 | B2クラウドから着手 |
| 佐川急便中心の発送 | e飛伝IIIから着手 |
| 郵便局中心・個人事業主 | ゆうパックプリントR |
| 複数キャリアを併用 | マルチキャリア対応ツールも検討 |
3つのソフトはいずれも無料で使えますが、契約や登録などの申し込み条件はそれぞれ異なります。
まずは今メインで使っている運送会社に合わせて、無料ソフトから試してみるのが取り組みやすい方法です。
発送件数が増えてきたタイミングで、マルチキャリア対応ツールへの切り替えを検討すると、作業の負担を抑えやすくなります。
契約条件や移行時期を事前に確認しておけば、切り替えの途中で発送が止まってしまう事態も避けやすくなるはずです。
ここまで読んでくださった方が、送り状発行の手間を少しでも減らし、発送作業をスムーズに進められるようになれば何よりです。
出典・参照元
※本ページに掲載している口コミ・実践談は、特定の個人を特定できないよう配慮しており、ウェブサイトおよびSNS上の公開情報をもとに編集しています。個人の実践に基づく情報であり、すべての方に同じ効果や利益が生じることを保証するものではありません。料金・サービス内容・仕様は個別の事情や変更により異なるため、最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。
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