クリックポスト・ゆうパケットポスト・ネコポス、結局どれを選べば送料を抑えられるのか、迷っている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、匿名配送やフリマアプリとの連携を重視するならネコポスかゆうパケットポストが候補になります。
Amazonなどの自己発送で追跡さえあれば十分なら、クリックポストも十分な選択肢です。
薄い荷物を手軽に送れる発送方法にも、これだけの違いがあります。
日本郵便の運賃改定も控えている今だからこそ、3つのサービスの特徴を整理しておきたいところです。

クリックポスト・ゆうパケットポスト・ネコポスは何が違うのか?
3つとも薄い荷物を窓口に並ばず送れる点は共通ですが、運営会社・匿名配送の可否・利用条件がそれぞれ異なります。
運営会社と使える出品先で分かれる
そもそもの話をすると、クリックポストは日本郵便が単独提供し、ゆうパケットポストは主にフリマアプリ経由で利用し、ネコポスはヤマト運輸のサービスです。
それぞれ申し込みの窓口が違うためです。
個人アカウントだけで使い始めやすいのはクリックポストとゆうパケットポストで、ネコポスは対応プラットフォームの利用か法人契約が前提になります。
使い分けを調べてみると、匿名配送の対応や利用できる出品先がまったく違うと気づきました。
私はAmazonの自己発送とメルカリを併用しているため、この違いは地味に発送作業の手間に響いてきます。
販売先ごとに窓口が違うと知らずにいたら、もっと遠回りな梱包の仕方を続けていたと思います。
匿名配送・追跡・補償の違いを整理する
端的に言うと、匿名配送に対応するのはゆうパケットポストとネコポス、クリックポストは対応していません。
クリックポストは宛先ラベルに発送元の住所・氏名が印字される仕組みだからです。
| 比較項目 | クリックポスト | ゆうパケットポスト | ネコポス |
|---|---|---|---|
| 匿名配送 | 非対応 | 対応 | 対応 |
| 追跡番号 | あり | あり | あり |
| 破損・紛失の補償 | なし | なし | なし |
| 発送場所 | 郵便ポスト | 郵便ポスト | コンビニ・営業所 |

ネコポスの匿名配送は、メルカリなど対応プラットフォームの機能として提供される仕組みです。
配送サービス単体の補償がない点は3つとも共通していますが、フリマアプリ側の取引補償とは別の話なので、混同しないようにしたいところです。
サイズ・重量規定はどこまで違うのか?
先に結論を言うと、3辺合計や厚さの上限はおおむね近いものの、重さの上限に差があります。
- クリックポスト:A4・厚さ3cm・1kgまで
- ゆうパケットポスト:3辺合計60cm・2kgまで
- ネコポス:3辺合計60cm・厚さ3cm・1kgまで
ゆうパケットポストには、さらに小さな荷物向けの「ミニ」という区分もあります。
アクセサリーやカード類のような極端に小さい商品では、このミニ区分の方が梱包しやすいこともあります。
送料の値上げでせどりの負担はどう変わるのか?
日本郵便の運賃改定が公式に発表されており、クリックポストとゆうパケットポストは値上がりする一方、ネコポスは対象外です。
クリックポストは近く運賃が変わる
はっきり言うと、クリックポストは現行185円から240円への改定が日本郵便から公式に発表されています。
運賃は執筆時点のものです。最新の運賃は必ず公式サイトでご確認ください。
- 運賃:185円→240円に
- 重さ上限:1kg→2kgに拡大
- 差し出し:原則ポスト投函のみに


窓口での受け付けは、厚さ3cm以下の荷物に限って例外的に続けられると案内されています。
改定前に支払い手続きを終えたラベルは、有効期限内であれば現行運賃のまま使えると案内されています。
まとめて発送する予定があるなら、改定前に済ませておくという選択肢も検討する余地があります。
ゆうパケットポストも一律料金に変わる
要点を先に言うと、現行は厚さ別に250円・310円・360円と分かれていますが、改定後はどの厚みでも一律360円に統一されます。
- 厚さ1cm以内:250円→360円に
- 厚さ2cm以内:310円→360円に
- 厚さ3cm以内:360円のまま据え置き



薄い荷物を中心に扱う人ほど、値上げ幅を大きく感じる改定と言えそうです。
逆に厚さ3cmぎりぎりまで使っていた人にとっては、実質的な負担はそれほど変わりません。
ネコポスは今回の値上げの対象外
一言でまとめると、ネコポスはヤマト運輸のサービスのため日本郵便の改定と直接の関係がありません。
メルカリの「らくらくメルカリ便」経由であれば、料金は210円のまま据え置かれています。
- 改定後:クリックポスト240円
- 改定後:ゆうパケットポスト一律360円
- 据え置き:ネコポス210円



もっとも、ネコポスは法人契約か対応プラットフォーム経由に限られる点は変わらないため、誰でもすぐ使えるわけではありません。
法人契約の場合は契約内容によって料金が変わるため、プラットフォーム経由の210円が誰にでも当てはまるわけではない点にも注意が必要です。
それでも、個人事業主として始めたばかりの人にとっては、まずプラットフォーム経由で試すのが現実的だと感じます。
どの発送方法を選べば無駄が出ないのか?
出品しているプラットフォームや梱包サイズによって最適な選択は変わるため、判断基準を押さえておくと迷いにくくなります。
出品先のプラットフォームで使えるかが分かれ目
まず押さえておきたいのは、自分がどこで販売しているかという基準です。
| 販売先 | 使いやすい発送方法 |
|---|---|
| Amazon自己発送 | クリックポスト |
| メルカリ・ラクマ | ネコポス・ゆうパケットポスト |
| ヤフオク・Yahoo!フリマ | ゆうパケットポスト・おてがる配送のネコポス |
Amazonの自己発送では匿名配送の必要がないため、クリックポストの手軽さが活きてきます。
ヤフオク・Yahoo!フリマは対応状況が商品カテゴリーによって変わることもあるため、出品時の案内を都度確認しておくと安心です。
月あたりの発送件数で差はどれくらい出るのか?
率直に言うと、1件あたりの差額は数十円でも、件数が増えるとまとまった金額になります。
- 月50件なら差額は数千円規模に
- 月100件なら差額は1万円前後に
- 年間で見るとさらに差が広がる
例えば1件あたり30円の差でも、月100件発送すれば3千円、年間では3万円を超える差になる計算です。
あくまで一例であり、実際の件数や商品構成によって差は変わります。
梱包の厚みをどれだけ抑えられるか
ここで言えるのは、送料の分かれ目はほとんどが「厚さ3cm」の壁にかかっているということです。
アクセサリー・化粧小物・カード類など、もともと薄い商品ほどこの壁を意識する価値があります。
逆に厚みのある商品を無理に薄く見せようとすると、破損リスクが上がるため注意が必要です。
- 本や小物は緩衝材を薄めに調整する
- 箱ではなく封筒タイプの梱包資材を使う
- 発送直前に厚みをメジャーで実測する
梱包時点で3cmを少しでも超えていると、輸送中にさらに膨らんで規定オーバーになりやすいという声もあります。
梱包資材を数百円分見直すだけで、発送方法の区分が変わり送料が下がるケースもあります。
無駄なコストをかけたくないなら、送料を今より抑える梱包術をチェックしてみるのも一つの手です。
実際に使い分けてみて感じたことは?
頭で理解するのと、実際に毎日の発送作業で使い分けるのとでは、感じ方がずいぶん違いました。
小物せどりでの使い分けで気づいたこと
先に言ってしまうと、最初の数週間はどれか1つに統一しようとして逆に非効率になっていました。
ある月、アクセサリー系の小物をメルカリとAmazonの両方で出品していた時期があります。
毎回どちらで送るか考え直すのが地味に面倒で、発送作業がなかなか進まない時期もありました。
- メルカリの出品分はネコポスに固定
- Amazonの出品分はクリックポストに固定
- 梱包資材も発送方法ごとに用意
数字までは記録していませんが、梱包の迷いが減って発送作業自体が早くなったという体感があります。
最初はルールを決めるのが面倒に感じましたが、一度決めてしまえば毎回悩まずに済むようになりました。
結局のところ、販売先ごとに使う発送方法を最初から決めておくのが一番シンプルだと感じています。
梱包サイズオーバーで割高になった失敗談
簡潔に言うと、慌てて梱包した日に限って厚みオーバーで痛い目を見たことがあります。
本を数冊まとめて発送しようとした際、ネコポスの規定ギリギリを狙って梱包した結果、輸送中に厚みが増して宅急便扱いに切り替わってしまったという話があります。
差額はわずかでも、積み重なると採算を圧迫するため、以降は余裕を持たせて梱包するよう意識を変えました。
差額そのものは数百円程度でしたが、同じ失敗を繰り返すと積み重なって無視できない金額になると実感しました。
それ以来、発送前に必ず厚みを測る癖がつき、同じ失敗はほとんどなくなりました。
本当にこれで正解だったのか、今でも時々迷うことはありますが、少なくとも梱包の余裕を持たせてからは失敗が減りました。
口コミ・レビューの声から見えたこと
まず言えるのは、実際に使っている人の声にも共通した傾向が見られるという点です。
口コミを眺めていると、料金の安さよりも「手間がかからないかどうか」を重視する声が意外と多いと感じます。
- コンビニ発送の手軽さを挙げる声
- 匿名配送への安心感を挙げる声
- 値上げへの戸惑いを挙げる声






少なくとも、販売先ごとに発送方法を固定してからは作業のストレスが減りました。
送料の見直しは地味な作業ですが、送料計算・配送料シミュレーターツールの比較もあわせて確認すると、より具体的な金額の見通しが立てやすくなります。
大きめの荷物が中心なら、ヤマト運輸と佐川急便の比較で60サイズ以上の発送方法もあわせて確認しておくと安心です。
まとめ:「クリックポスト・ゆうパケットポスト・ネコポス、せどりの送料はこう変わった」
| サービス | 運賃(執筆時点) | 匿名配送 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| クリックポスト | 240円予定 | 非対応 | Amazon自己発送中心の人 |
| ゆうパケットポスト | 一律360円予定 | 対応 | フリマ主体で匿名配送したい人 |
| ネコポス | 210円(メルカリ経由) | 対応 | とにかく送料を抑えたい人 |
運賃は執筆時点の案内に基づくものです。最新の金額は必ず各社公式サイトでご確認ください。
ここまで見てきたように、3つのサービスは似ているようで匿名配送・料金・利用条件がはっきり分かれています。
日本郵便の運賃改定を機に、自分の販売スタイルに合わせて発送方法を組み直してみるのも良いタイミングです。
送料は一件あたりの金額こそ小さくても、積み重なれば実質的な取り分に直結する部分です。
ここまで読んでくれた方が、今日から無駄のない発送方法を選べるようになれば嬉しく思います。
出典・参照元
- クリックポスト公式サイト(日本郵便)
- ゆうパケットポスト・ゆうパケットポストmini(日本郵便公式)
- クリックポストの差出方法の変更について(日本郵便公式)
- ネコポスの利用条件について(ヤマト運輸公式)
- ネコポスの送料・サイズ規定について(メルカリ公式)
※本ページに掲載している口コミ・実践談は、特定の個人を特定できないよう配慮しており、ウェブサイトおよびSNS上の公開情報をもとに編集しています。個人の実践に基づく情報であり、すべての方に同じ効果や利益が生じることを保証するものではありません。料金・サービス内容・仕様は個別の事情や変更により異なるため、最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。









